こんにちは、シルバームーン彫金工房、大塚です。暑い日が続きますね。
ただいま店頭とネットショップで、バングルとブレスレットを夏らしい商品の特集コーナーとしてまとめて置いています。改めて集めてみるとこんなにも多かったのかと思いました。
特にバングルは自分が好きなのでどうしても多くなってしまいます。そういえば、初めて商品として作ったのもバングルでした。
せっかくなので何回かに分けて、いくつか紹介してみます。たくさんあるので、共通点のあるものを少しずつまとめてみました。今回は18金を使ったものです。
K18の星と月が浮かぶ夜空のようなバングル 【TOB163】
看板商品のようになっているリングと同シリーズのバングルです。バングルとしていますが、腕を一周してとじられるので、ブレスレットといってもいいかも。
月と星がついている部分と腕の部分を別に作っておいて、最後に一つにするという作り方で、手間のかかるものです。
黒くいぶした唐草模様の中に月と星が輝いている様子は、自分で作ったものながら、美しく何らかの物語を感じさせると気に入っています。
また、重さやいぶしの重厚感に反して、つけたときの印象が軽やかな感じになるのも人気の秘訣かもしれませんね。
K18の月とシルバーのアラベスクモチーフのバングル
板状のバングル本体に別パーツの18金の月と銀の唐草模様をロウ付けして、ふちのひし形の模様はタガネを作って一つずつ打ち込んで作っています。
これも手間のかかるものですが、一つ一つの手順を踏みながら作り上げていく感覚は楽しみでもあります。
モチーフは上のバングルと同じく月と唐草模様なのですが、こちらは重厚な感じ。趣は全く違ったものになっています。
幅が10mmと7mmの2タイプあるので、お好みやバランスでお好きな方を選べます。
(つけている画像は10mmの幅広タイプの方です)
18金の枝バングル
表面に溝を切っておいてそこに18金で作った枝をいれています。 溝の中だけを黒くいぶして金の枝が引き立つようにしています。 金の枝はひとつのパーツですが、少しずつ溝におさめていって5〜6箇所ロウ付けしてあります。
こちらも幅が2種類、10mmと7mmがあります。
実はこれ、一度作ってからなんだかピンとこないとしばらく寝かしていた作品です。
たまに、デザインの時点では良いのに、実際に作ってみるとしっくりこなくてそのままお蔵入りにしてしまうことがあります。ただ、その場合、ちょっと時間を置いて寝かしてから見てみるとやっぱり良かったりして結局販売するんですけど。
面白いのはそんな流れで販売し始めると、それが人気商品になったりすることですね。
やはり18金を使ったものは豪華な印象ですね。同時に重厚な感じも魅力でしょうか。
そして、こうしてみると手間がかかるものほど、自分としては気に入っているものが多いようです。手がかかっているものは、お客様にも印象がいいのか、実際人気も高いです。
また、逆に自分としては良いと思っているものでも、埋もれてしまっているような物もあるので、期間中に少しずつ紹介していこうと思います。
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