一生勉強


シルバームーン彫金工房 オーナーの大塚です。

こういう仕事をしていると
「器用なんですね」とか「よくこんな細かいことができますね」のようなことを、何回言われたかわからないほど言っていただきます。

そんな時、決して謙遜ではなく言うのですが、自分はもともとは全く器用じゃないんです。
むしろ逆です。すごく不器用なんです。
ヨメから呆れられることもしばしば。(いや、かなり…)

 

今でこそ、もう20年以上この仕事を生業としているのでそれなりのことは一通りできますし、作ることに多少の自信もついてきました。
しかし初めの五年ほどは自信もなく、もちろん今よりも技術力もなくやっていました。

ただ、作りたいもののイメージはあったので、がむしゃらにそれを形にしてきたのです。
その過程で少しづつ技術がみがかれたのかもしれません。

必要に応じて、ゆっくり時間をかけて上達していったのです。

 

すんなり上手にできないのでさんざん回り道もするし、同じ失敗を何度も繰り返したりします。
でもそんな風にして徐々に身につけていった事は、ちょっとやそっとじゃ揺らがないと思うんです。なので最初は大変だったけれど振り返ってみると悪くはなかったのかなと。

ものづくりの仕事をするにあたって必要なことは、初めから器用なことではなくて、継続して努力できるかどうかに尽きると思います。

一生勉強ということですよね。

自分としてもまだ技術的に納得していないので、探究心を忘れずに引き続き努力を続けていきたいと思っています。

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フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。
シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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