11月の誕生石、シトリン


こんにちは、シルバームーン彫金工房の大塚です。
月初めからイベントに出ていたりして、気がつけばもう中盤近くになってしまいましたが、今月のについて書いてみます。

11月の誕生石は、水晶の1種です。本来透明な水晶は不純物が入ったり、放射線による影響を受けたりすることで、様々な色に変化します。よく見られるのは、紫色の、淡いピンクのローズ、茶色のスモーキークオーツなど。珍しいところでは黒とか緑色もあるとか。
シトリンは鉄イオンの影響をうけて、黄色くなるんだそうです。以前はシトリンの中でも薄い黄色のものがに似ているため、シトリントパーズなどと呼ばれ高価なトパーズの代用品的に使われていたようですね。
今ではその華やかな濃いめの黄色が人気で、トパーズとは別物として独自の価値を得ています。

実際、その色は独特でいわゆる黄色とも違って、オレンジがかった黄色とでも言ったらいいのでしょうか。暖かみのある豊かな色をしています。

カットされた丸と楕円形のシトリン
カットされた丸と楕円形のシトリン
真ん中の黄色い石がシトリン。四角いカボッションはあまりない形で特別に頼んでカットしてもらっています。
真ん中の黄色い石がシトリン。四角いカボッションはあまりない形で特別に頼んでカットしてもらっています。

 

シルバームーン彫金工房で今通常のものとして作っているものは少しなのですが、先月カスタムオーダーで作ったように、ものによってはシトリンに変えて作ることもできます。ご希望のデザインがありましたらご相談ください。

カスタムオーダーでシトリンを留めてお作りしたペンダント。
カスタムオーダーでシトリンを留めてお作りしたペンダント。
新しいデザインのために仕入れたシトリン。大きめの丸いカボッションはこれまで使っていなかったもの。
新しいデザインのために仕入れたシトリン。大きめの丸いカボッションはこれまで使っていなかったもの。
フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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