思い出のリングをペンダントトップに。


こんばんは、シルバームーン彫金工房の大塚です。

先日、指輪に留まっていた石をはずして、それにあうようにペンダントになる石枠を作るというオーダーをいただきました。リフォームと言うべきでしょうか。

真鍮製の華奢なリングに留まっていたのは大きめの赤い石。石というかガラス製のようでしたが、これはご依頼主様が子供の頃に買ってもらって大事にしていたという、思い出のつまったものということ。
ペンダントにして普段でも着けられるようになればとのご依頼でお作りしました。

できればシンプルにというご希望だったので4本の爪で石を留めるデザインで製作。シルバーの枠がつくとだいぶ印象が変わりました。葉っぱのバチカンをつけて完成しました。

ご本人は「おもちゃのようなもので…」と仰っていましたが、全ての装身具はそのもの自体の価値もさることながら、人々の想いをのせて身につけるものだと思います。聞かせていただいたエピソードも、なんとなくその情景を思い浮かべられる暖かいものでした。

K様ありがとうございました。これでまた身に着けられる形になりました。永くご愛用いただければ幸いです。

可愛らしいペンダントトップに生まれ変わりました。

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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