こんばんは、シルバームーン彫金工房の大塚です。
先日「何年か前にインディゴの夜というドラマで使われていたリングの販売はできますか?」とお問い合わせがありました。インディゴの夜!久しぶりに聞いたその言葉で何とも言えない懐かしい気分になりました。
初めてのアクセサリー提供
それはまだお店を開く前のこと、千駄ヶ谷で工房のみでやっていたころ。テレビドラマの小道具としてシルバームーン彫金工房のアクセサリーを貸してほしいというお話がありました。当時は作ったものは他のお店に卸すのが主体で、嫁が作ってくれて開設したばかりのネットショップではまだそれほど注文もなく、のんびりやっていました。
そんな中いただいたお話だったので、ずいぶん嬉しかったのを覚えています。
しかも、1話だけのことではなく3か月ほどの間、何人もの登場人物がずっと身に着けていて、アクセサリーがストーリーに絡んでくる話もあるということ。初めての放映の時はドキドキしながら見ていたものです。
その後、町田でお店を開いた時にもインディゴの夜で使われていたリングをお求めに遠くの街から来てくれた方もいらっしゃいました。しかし放送から7年経った今ではその名前を聞くこともなくなっていました。
想いをのせて
そんな中、ずっと覚えていてくれたS様は放送の時は小学生だったとのこと。当時は無理だったけれど今なら買える、と登場人物が着けていたリングご注文くださいました。もうあれからそんなに経ったんだと時の流れを強く感じました。
アクセサリーってやっぱり人の想いをのせて身につけるものなんだなと思いました。
当然ながらその想いは人それぞれで、いろいろなきっかけからシルバームーン彫金工房のアクセサリーを大切に想っていていてくれることもあるんだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
S様、改めまして、ありがとうございました!
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