バングル、ブレスレット紹介2 手彫り模様編


こんにちは、シルバームーン彫金工房、大塚です。

特集コーナーのバングル、ブレスレット紹介、二回目は手彫り模様の入ったバングルです。
今あるなかで最も古いものも含むこのカテゴリーは、シルバームーン彫金工房の原点とも言えるものです。
ずいぶん昔に作ったものも新鮮に受け止めてもらえるのは、流行とは関係なく作ってきたからかもしれません。

 

 

手彫りアラベスクと鎚目のバングル

これが今あるバングルのなかで最も古いもので、リングやペンダントもあるシリーズです。

板状のバングル本体のふちの部分に、金づちで叩いた『槌目』という模様をつけ、真ん中の部分にタガネで模様を彫り入れています。鎚目を全体に入れるのではなく、枠のように手彫り模様を囲んでいるアイデアが新鮮で、当店らしい商品だと思っています。

十五年ほど前にできたものですが、今も人気の高いものです。 幅10mmと7mmのものがあります。 また槌目だけを入れたものもあります。

手彫りアラベスクと鎚目のバングル/細 【TOB80】(7mmタイプ)
手彫りアラベスクと鎚目のバングル/太 【TOB86】 (10mmタイプ)
槌目とつや消し (リング、ペンダントトップや、鎚目だけのものもこのシリーズです)

 

 

ツヤあり・ツヤ消しのコンビに映える、手彫りフェザーバングル

バングル本体に溝を切っておいて、そこに手彫り模様を入れたものです。
2mmほどの幅で一段下がっている所に彫り入れていくので、細かい作業になります。それだけでは無機質なバングル本体に手仕事を入れることで、シンプルながらも温かみのあるものになりました。 幅10mmと7mmのものがあります。

こちらもリングとペンダントトップなどがあるシリーズになっています。

ツヤあり・ツヤ消しのコンビに映える、手彫りフェザーバングル/細 【TOB104】(7mmタイプ)
ツヤあり・ツヤ消しのコンビに映える、手彫りフェザーバングル/太 【TOB105】(10mmタイプ)
溝コンビ&フェザーシリーズ

 

 

筋ヤスリと手彫り模様のバングル(ネットショップ未掲載)

ふちの部分に『筋ヤスリ』という特殊なヤスリを使って細かい線を連続していれて、真ん中の部分には手彫り模様をいれました。
筋ヤスリを少しずつ、両側かけてから手彫り模様を入れていくので、手間のかかるものなのですが、それに見合っただけの独特な感じが出ていると思います。特に男性に人気の高いものです。幅10mmと7mmのものがあります。

※この作品はネットショップ未掲載です。ご希望の方はご連絡いただければ対応いたします。
メールアドレス:info@silver-moon.in

 

 

やはり手彫り模様が入ると当店のものらしさを感じさせてくれる気がします。
少しずつ手作業で彫り入ていくことで独特な存在感がでて、一つ一つが一点物のようなぬくもりを感じさせるようになります。言ってみれば、冷たい金属に温かみを加える工程なんですね。

何もない下地の部分に、時間をかけて模様を彫り入れていくのは、この仕事の一つの醍醐味だと思っています。
ぜひ大量生産とは違う、手仕事の温かみにふれてみて下さい。

 

 

 

 

 

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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