シルバームーンの意味


こんばんは、シルバームーン彫金工房、大塚です。

いわれを聞かれることも多シルバームーン彫金工房という名前、実はすごく何か意味があってつけたものではないんです。

作っているものがシルバーのアクセサリーで自分が月を好きだから、程度で軽くつけました。
月のモチーフのものも幾つかあって看板商品みたいになっていますが、それも最初からあったのではなくて、ちょっとづつ思いついては作り足していって増えていきました。

そんな風につけた名前ですが、案外いい名前だったと思っています。
月の形はそのままで絵になるし、アクセサリーのモチーフとしてもいいと思います。自分でも特に気に入ってる商品もありますし。

月モチーフをいろいろ作っているうちに月がより好きになって、帰り道などに見上げながら歩いていると、月というものは形はもとより色とか周りの空の状況などによって様々な表情を見せてくれるなと、感心します。
満月と三日月は趣きがぜんぜん違うし、三日月といってもいろいろな形がある。
白っぽかったり、赤っぽかったり、雲を従えていたり、よく光る星と一緒だったり。

そして月は、自分がどんな状況のときでも、いつも変わらずに静かに美しく輝いていたなあと思います。
当工房の作品もまた月のように、身に付けてくれる人にいつでも変わらず静かに寄り添って、少しの喜びとか、ひと時の楽しい時間を共にできる。そんな存在であればと思います。

様々な表情を見せつつ、変わらない芯の部分を持っているもの。
何年後でも何十年後でも、お気に入りの一つとして抵抗なく身につけられるもの。
そんなものを作れるようにと、日々思っています。

 

 

 

 

 

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

コメントを残す