こんばんは、シルバームーン彫金工房の大塚です。
1点ものの天然石シリーズ、ついに5回目になりました。ブログはあまり得意じゃないと思っていたんですが、なんとか続くものですね。
さて、今回はカンテラオパールとか母岩オパールと呼ばれている石を使ったペンダントです。
前回紹介したボルダーオパールもそうですが、オパールにもいくつかのバリエーションがあります。
カンテラオパールというのは、流紋岩という岩の間にできたオパールの結晶を、周りの岩の部分も含めてルースにしたもの。母岩の間にモザイク状に入り込んだオパールの結晶が模様を作っていて、その原石っぽいたたずまいを楽しむオパールです。これも自然にできた結晶の形なので、やっぱり世界に1つの模様なんです。
カンテラオパールのペンダント
この石を改めて見てみると見てみると、ベージュの母岩に囲まれるように真ん中にオパールが入っています。
オパール部分はいわゆるオレンジオパールというもので、濃いオレンジ色の中にオパール特有のきらめきが赤や緑色で見られる、原石の野性味もありながら繊細な華やかさも持っている石。
岩の間で静かに燃える炎のような印象の石だったので、銀の枠の部分もさりげなくそんな感じにしてみました。
写真ではうまく映せていませんが、内部のきらめきもきれいに見えます。
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