銀のミニヤットコ


ふと、小さな道具を銀で作ったらおもしろいかなと思い作り始めました。

まず銀の線を切って、こんな風な形に曲げて(曲げるとき本物のヤットコを使います)

 

ヤスリで形を整えて、穴をあけ原型が完成

これの型をとって鋳造すると同じものが複数できます。

そしてその鋳造されたものを二つ組んでかしめて(中ほどにあいている穴に線を通し、上下をたたいて抜けなくする)

形を本物のヤットコで整えてバチカンをつけて磨き完成

ヤットコの部分の長さ3.5センチぐらいのものになりました。

本物のヤットコと素材が違うだけで同じように作るので実物とおなじ動きをします。

 


もうひとつカナヅチもつくりました。これも別々につくった頭と柄の部分をあとで一つにするという本物と同じ作りにしました。
次回、カナヅチを作る工程をブログに書きたいと思います。

店頭でもとても好評です。ぜひ見に来て下さい。

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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