バングル、ブレスレット紹介5 形の変わったもの


こんにちは、シルバームーン彫金工房、大塚です。
特集コーナーのバングル、ブレスレットを紹介しているシリーズ、五回目は形の変わったものをご紹介します。
今まで紹介してきたものはストレートな形のものが多かったのですが、今回はちょっと変わり種。

 

 

伝統の彫金技法で生まれたトライバルバングル/細 【TOB136】

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波状のラインが連続しているバングルです。
ごく初期の頃に作っていたバングルはストレートなものばかりでしたが、違う形のものも作ってみたくなってやってみました。
元はまっすぐな銀の板を金槌で叩いてだいたいの形を作り(鍛金技法)、その後ヤスリで整えています。形ができたら、模様の部分を作ります。 ひし形に作ったタガネで打ちこんだ模様を囲むように手彫り模様を入れていきます。 バングル状に丸くして磨き上げ、最後にいぶしで模様部分を黒くして完成です。 形を作る過程は手前がかかるのですが、作り上げるのが楽しくもあります。 最大幅10mmのものと7ミリのものがあります。

7mmタイプ:伝統の彫金技法で生まれたトライバルバングル/細 【TOB136】

 

10mmタイプ:伝統の彫金技法で生まれたトライバルバングル/太 【TOB137】

 

 

枝の形のバングル

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これも上のものと同じくストレートな銀の板を金槌で叩いて形を作ります。 枝の形にして置いてから18金の星を四つロウ付けしています。 本物の枝らしさを出すために、細かくランダムな彫りを入れて完成です。 最大幅8mmのものと6mmのものがあります。

※この作品はネットショップ未掲載です。ご希望の方はご連絡いただければ対応いたします。
メールアドレス:info@silver-moon.in

 

 

 

手彫りフェザーのトライアングルバングル

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これはアウトラインはストレートなのですが、断面が五角形になっています。
四角い銀の線の一つの角を削り落として五角形にし、角のとがった部分が上を向く作りにしてあります。
形を作った後に手彫り模様をいれて完成です。 形が変わっている上に、細くても立体的で高さがあるものなので、存在感があって、バングル全体の中でも人気の高いものです。 幅4.5mmのものと4mmのものがあります。

4mmタイプ:手彫りフェザーのトライアングルバングル/細 【TOB129】

4.5mmタイプ:手彫りフェザーのトライアングルバングル/太 【TOB131】

 

やはりこのグループのものは形を作る過程がある分、手間がかかりますね。 それに見合った独特な感じがでるのが魅力だと思っています。 実際に手にして、その存在感を感じてみて下さい。

 

 

 

 

 

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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