桐箱に焼印


こんにちは、シルバームーン彫金工房、大塚です。

今日は減っていた桐箱が届いたので、焼印を入れました。
お買い上げ頂いた商品におつけしているこの桐箱、当店のマークである月に唐草の焼印を自分で一つ一ついれています。焼印は商品の裏側に入れてある刻印と同じ専門の製作所で作ってもらっているもの。表面のマークの部分は刻印と同じ作りですが、焼印は半田ごてにセットして焼きごてのようにして使います。
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こうして一つづつ押していきますが、半田ごての温度が上がっていないと焼き目は付かず、逆に温度が高すぎると焼き目が広がってぼやけてしまいます。
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なので半田ごての温度によって焼印を押す時間を変えたりして調節します。そんな風にして入れているので、一つ一つ微妙に焼き目の色が違ってるんですよ。温度が高めだと黒っぽくて、低めだと茶色っぽくて。

そんな手作り感が伝わるのか、この桐箱を気に入ってくださっているお客さまも多いんですよ。
ひとつひとつ焼入れするのはちょっと手間ですが、僕の作品ともよく合っていて自分でも気に入っています。

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【ブログ更新しました!】シルバームーン彫金工房でお買い上げいただいたときにお入れしている桐の箱。じつは隠れた人気なんです。月のロゴなどはひとつひとつ手作業で焼印を入れています。

Posted by シルバームーン彫金工房 on 2015年6月26日

 

 

フォロー 大塚 貴:

1967年 東京生まれ神奈川育ち。 シルバームーン彫金工房のオーナーであり、デザインから制作の仕上げまでをすべてひとりで手がける職人でもあります。

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